「経費で落とす」の勘違い3選を簡単にわかりやすく解説【経費はタダではない?】

 

自営業や経営者の人がよく使う「経費で落とすよ」
ってよく言うけど、経費って使い放題で結局はタダ同然でいいよね

このように経費のことを考えている人のための記事です。

  • 副業を始めた(始めたい)という方
  • 将来は独立を狙っている方

といった方の「経費で落とす」の勘違い3選を解説しています。

結論からいうと以下のとおりです

○サラリーマンの「経費で落とす」は、本人の負担は0円
○フリーランスの「経費で落とす」は、割引購入可能
○経費で落とせるのは、事業で必要なものだけ

それでは、ここからわかりやすく解説していきます。

経費はタダじゃない

 

領収書かレシートがあればいいんだよね!
よし、今日はタダ飲みするぞ〜

会社員(サラリーマン)から見た「経費で落とす」

会社員(サラリーマン)から見た「経費で落とす」は「会社が負担してくれる」という意味です。

「経費で落とせば自分のお金は減らない」という解釈で間違っていません。

 

経費って最高!!
交通費も飲み屋代もタダでいいね〜

個人事業主(フリーランス)から見た「経費で落とす」

それではフリーランスの場合はどうでしょう?

フリーランスも経費は私達と一緒で
経費=タダなんでしょう!?

フリーランスの場合は、「経費」と言ってもその支出を負担してくれる人はいません。

事業主が自分自身の場合は、その経費を負担するのも自分自身なので経費を使うとお金は減ります。

経費を使ったほうがお得!?

経費は使用した分だけお得なんでしょう?

確かに経費を使用することで、お得に購入することができます。

それでは、どれくらいお得になるのかを見ていきましょう。

 

常に3割引の大セール

フリーランスがペンを購入した場合はどうなるのでしょう。

①経費で落とせる場合

・事業で上がった収益1,000円
   ⇩
・ペンを購入100円
   ⇩
・手元に900円残る
   ⇩
・残った900円に、税率(例えば30%)
   ⇩
270円(900円×30%)の税金を収める
   ⇩
630円(900円−270円)が残る

会社員
手元に残るのは630円+ペンということですね

②経費で落とせない場合

・事業で上がった収益1,000円
   ⇩
・そこで税率(例えば30%)をかける
   ⇩
300円(1,000円×30%)の税金を納める
   ⇩
・手元に残った700円(1,000円−300円)

   ⇩
・ペンを購入100円
   ⇩
600円(700円−100円)が残る

①経費で落とすと630円②経費を使わないと600円で30円の差があるんですね!

経費で落とすと、買ったモノの値段(100円)×税率(30%)分の税金が減ります。

仮に、税率を30%とした時、フリーランスが経費で落とせるお買い物をした場合は
常に30%引きということになります。

税率は、たくさん稼いでいる人ほど高くなるように設定されています。

なので、経費で落とすお買い物は、稼いでいる人ほどお得になるのです。

 

経費を使えるのは利益があるのが前提

タダではないけど、経費で落とせば常に割引きなのは、魅力的ですね

「常に割引」確かに魅力的です。

しかし、注意すべきは、「事業が黒字の場合に限り」という点です。

先程のペンの例で考えてみましょう。

①経費で落とした場合

・事業の収益は0
   ⇩
・どこからか借りてきた100円
   ⇩
・ペンの購入100円
   ⇩
・100円の赤字
   ⇩
税金0円(赤字の場合は税金は納めなくていい)
   ⇩
100円の借金が残る

手元には借金100円+ペンというわけですね

②経費で落とせない場合

・事業収益は0
   ⇩
税金は0円(赤字の場合は税金を収めなくていい)
   ⇩
・どこからか借りてきた100円
   ⇩
・ペンの購入100円
   ⇩
100円の借金が残る

手元に残るのは借金100円+ペン
あれ!?経費を使っても、そうじゃなくても一緒!?割引になってない!?

経費で落とすことでお得になっていたのは、税金を減額することができたからです。

事業が赤字で納付すべき税金がなければ、経費で落としても意味がありません。

領収書・レシートがあれば何でも経費で落とせる?

フリーランスなら領収書かレシートあれば、なんでも経費で落とせるんでしょう?

フリーランスは、なんでも経費で落とせるわけではありません。

基本的には「事業に必要なもの」以外は経費では落とせません。

支出した項目について「事業に必要なものか?」そうでないかを判断して、経費かどうかを判断します。

例えば喫茶店でコーヒーを飲んだ場合は、喫茶店で何をしていたかによって経費で落とせる可能性もあります。

  • 取引先との打ち合わせをしていた
  • 仕事のメールを打っていた

といった場合なら、経費で落とすこともできるでしょう。

しかし、友人との食事や仕事とは関係がない場合は、経費で落とすことができません。

領収書やレシートがあれば、なんでもいいってことではないんですね

領収書は「いつ何を買って誰にいくら払ったか」ということの証拠として必要です。

会社員(サラリーマン)から見た経理のリスク

何が経費で落とせて、どういうのが経費で落ちないのか、よくわからないな〜
とりあえず経費で申請してみようかな

会社員は「とりあえず経費として申請してみる」で大丈夫です。

会社員のリスクは、少し経理担当から叱られるくらいです。

個人事業主(フリーランス)から見た経費のリスク

会社員と比べて、フリーランスが「とりあえず経費で処理しよう」というのはハイリスクです。

会社員であれば、経費でなかった場合は、経理担当に叱られるだけですが、フリーランスの場合は税務署から連絡が入ります。

しかし、間違いがあっても大きな問題になるケースはほとんどありません

  • 適当な処理
  • 安易な処理
  • 不誠実な処理

以上を重ねていれば、税務署の目は厳しくなります。

過小申告加算税・延滞税・重加算税といった、罰則金が課せられる可能性も出てきます。

フリーランスは「とりあえず経費で全部出しちゃえ!大丈夫でしょう」が危ないってことですね

まとめ

今回は「経費で落とす」の勘違い3選を解説しました。

○サラリーマンの「経費で落とす」は、本人の負担は0円
○フリーランスの「経費で落とす」は、割引購入可能
○経費で落とせるのは、事業で必要なものだけ

会社員から見た経費で落とすは、「会社が負担してくれる」という意味です。

事業主が自分自身の場合は、その経費を負担するのも自分自身なので経費を使うとお金は減ります。

フリーランスを目指している方は「経費で落とす」ことをしっかりと理解して、有効に経費を使っていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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