2年前に6年勤めた企業を退職しました
この記事では、「退職金とは」「退職金の相場」を私の退職金を公開しながら解説していきます
そもそも退職金ってなに?
退職金は、勤めていた企業を退職する際に
支払われる賃金のことです
退職金は定年退職の際に支払われるだけでなく
若いうちに退職した場合にも支給されることもあります
退職金には「退職一時金制度」と「企業年金制度」の2つがあります
「退職一時金制度」
退職金が一度にまとめられて支給される制度です
退職金は退職会社の規定にもとずいて支払われます
「企業年金制度」
退職金が一定期間支給される制度で
一定の金額が年金として支給されます
「企業年金制度」と「退職一時金制度」が
併用している企業もあります
最近はこの制度をとり入れている企業は非常に少なっています
退職金がある企業とない企業がある?
退職金制度は全ての企業にあるわけではありません
また会社ごとに支払金額も違います
従業員が1,000人以上の企業で95.2%の割合で
退職金制度を導入しています
30〜99人の企業では81.7%の割合で導入しています
最近では退職金制度が導入されていない企業が増えてきています

私の退職金は40万円!退職金の相場と平均!
退職金の金額は「自己都合退職」か「会社都合退職」によって変わります
他にも「勤続年数」や「企業規模」などによっても変わります
自己都合退職の退職金はいくら?
私のように定年前に、自己都合又は会社都合で
退職した場合の相場は以下のようになります

大企業(大卒/高卒)
勤続年数 | 年齢 | 自己都合(大卒/高卒) | 会社都合(大卒/高卒) |
3年 | 25歳 | 34万円/27万円 | 70万円/50万円 |
5年 | 27歳 | 65万円/52万円 | 120万円/92万円 |
10年 | 32歳 | 192万円/142万円 | 316万円/227万円 |
15年 | 37歳 | 422万円/294万円 | 605万円/421万円 |
20年 | 42歳 | 812万円/605万円 | 978万円/746万円 |
25年 | 47歳 | 1,290万円/978万円 | 1,471万円/1,132万円 |
30年 | 52歳 | 1,942万円/1,356万円 | 2,112万円/1,528万円 |
中小企業
勤続年数 | 年齢 | 自己都合(大卒/高卒) | 会社都合(大卒/高卒) |
3年 | 25歳 | 24万円/16万円 | 38万円/26万円 |
5年 | 27歳 | 44万円/32万円 | 63万円/47万円 |
10年 | 32歳 | 115万円/91万円 | 153万円/122万円 |
15年 | 37歳 | 225万円/175万円 | 285万円/226万円 |
20年 | 42歳 | 381万円/298万円 | 458万円/362万円 |
25年 | 47歳 | 563万円/445万円 | 647万円/524万円 |
30年 | 52歳 | 749万円/617万円 | 856万円/704万円 |
私の場合は中小企業で専門学校卒(勤続年数6年・自己都合退職)の、
退職金は402,900円でした
※退職金は全体のトレンドとして減少傾向で10年で約1,000万円減っています
退職金は退職してどれくらいで受け取れる?
退職金の支給のタイミングは、企業によって違います
一般的には「退職後1ヶ月〜6ヶ月」に支給されることが多いようです
しかし中には「1年後に支給された」ということもあるようです
支給日については、人事部の担当に確認しておくといいでしょう
もし支給日が決まっているにもかかわらず
支給されない場合は、違法行為になるので
支給されない場合は必ず人事部などに問い合わせするようにしましょう
それでも支給されない場合は
労働基準監督署に問い合わせしましょう

まとめ
今回は私の退職金の金額も含め退職金の相場を解説しました
退職金は義務付けられているわけではありません
退職金の有無や支給額などは企業によって違うので、
人事部などに確認をしましょう
これから転職活動を始められる方や、転職活動中の方は生活費や
交通費などお金がかかります
働きながら転職活動をするか、退職して転職活動を行うのか
退職金のおおよそを知っておくことで、安心します
自分がもらえる退職金を把握して、転職活動に活用して頂ければ幸いです